今日4日は、東北地方では雪が降り続き、雪の量が増えています。今朝6時には山形県大蔵村肘折で、全国で今シーズン最も雪が積もり、積雪が331センチを観測しました。また、秋田市では、午前3時までの6時間に23センチの雪が降り、2月としては一番多く雪が降りました。
●秋田市で6時間で23センチの雪
日本海を進む低気圧や寒気の影響で日本海側では雪が降り続いています。東北の日本海側を中心に雪の降り方が強まっています。秋田市では午前3時までの6時間に23センチの雪が降り、2月としては最も多く雪が降りました。また、青森県八甲田山系の酸ヶ湯と並んで積雪の多い、山形県大蔵村肘折では、午前6時に積雪が331センチと今シーズン全国で最も多く雪が積もりました。
●引き続き大雪や暴風などに注意
この後は低気圧が東北地方を通過し、冬型の気圧配置になるでしょう。日本海側では明日にかけて雪が続き、北陸を中心に雪の量が増える恐れがあります。
新潟県では4日12時から5日12時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で
中越 山沿い「60センチ」、上越 山沿い「50センチ」、下越 山沿い「40センチ」
下越、中越、上越 平地「15センチ」、佐渡「5センチ」です。
また、風も強まり、4日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
下越 陸上 20メートル(35メートル)、海上 23メートル(35メートル)
中越 陸上 15メートル(30メートル)、海上 20メートル(30メートル)
上越 陸上 15メートル(30メートル)、海上 20メートル(30メートル)
佐渡 陸上 20メートル(30メートル)、海上 23メートル(35メートル)です。
波も高くなり、4日に予想される波の高さは、うねりを伴い
上越、中越、下越、佐渡で5メートルです。
引き続き、なだれや屋根からの落雪、ふぶきや吹きだまりによる交通への影響に注意が必要です。また、うねりを伴った高波にもご注意ください。