福島県内で激しい雨が降り、土砂災害の危険度が高まっている所があります。夕方にかけて警戒が必要です。
●福島県 活発な雨雲が通過中
正午現在、発達した積乱雲が福島県に連なって大雨になっている所があります。
正午までに最も多く降った1時間の雨の量は、富岡町で7月としては観測史上最多の49.5mm、石川町で45mmなど、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。
●土砂災害や浸水、川の増水に警戒
東北地方では激しい雨になっている福島県内を中心に大雨・洪水警報の発表されている地域があります。こちらの図は土砂災害の危険度をあらわす図で、赤や紫ほど危険度が高くなります。午後0時6分現在、特に危険が高くなっている、いわき市、須賀川市、田村市、棚倉町、石川町、玉川村、平田村、古殿町、小野町、広野町、楢葉町、川内村に土砂災害警戒情報が発表されています。危険な斜面、増水した川には絶対に近づかないでください。車を運転する際も、アンダーパスの浸水などに警戒が必要です。落雷や突風などにもご注意ください。最新の警報注意報はtenki.jpのサイトからご確認ください。
●雨のピークは午後3時頃まで
活発な雨雲は次第に東へ離れ、午後3時頃には東海上へ離れる見込みです。ただ、雨が弱まってからも、警報が解除されるまでは土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒を続けてください。