本日30日、札幌の桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。札幌での開花は平年に比べ3日早く、昨年と比べて6日遅い開花となりました。
●穏やかな天気の中での開花宣言
札幌管区気象台構内にある桜(ソメイヨシノ)の標本木は、昨日(29日)午後の観測では4輪咲いているのが認められましたが、「開花」とはなりませんでした。
しかし、今日の札幌は朝から青空が広がり、午前9時の気温も13.9度と平年より2.7度高くなりました。朝からの春らしい暖かな陽気と日差しに誘われ、午前の観測で7輪ほど咲いているのが確認され、開花宣言となりました。
なお、札幌では7年連続して4月中での開花です。これからしばらくの間、急に冷え込む日はなさそうです。桜前線は今後着実に道東や道北へと歩みを進めるでしょう。
開花の定義:1本の木に5から6輪咲いた状態