南極大陸で、グリニッジ標準時の6日に、過去最高となる18.4度を観測しました。
南極大陸で、グリニッジ標準時の6日に、過去最高となる18.4度を観測しました。観測した場所は、アルゼンチンのエスペランサ基地です。
世界気象機関(WMO)によると、暖かい風が山を越えて吹きおりるフェーン現象が影響していると分析しています。南極は、1400万平方キロメートル(オーストラリアの約2倍)で、寒く風が強く乾燥しています。年間平均気温は、沿岸部の約-10度から内陸部の-60度で、今回観測された気温は、これまでの2015年に観測された17.5度の記録を破り、新しい記録とのことです。
(参考)一連の報道では、観測史上最も高い気温として18.3度としていますが、これはグリニッジ標準時6日15時の観測値です。最高気温の記録としては最終的に18.4度が報告されています。