非常に強い台風21号は、東京都小笠原村の硫黄島にひと足早く接近しており、強風が吹き始めています。今後はあす(24日)にかけて小笠原諸島を直撃し、大荒れになる見込みです。
●硫黄島で強風吹き始める
非常に強い台風21号は、23日正午現在、小笠原近海を北北西に進んでいます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大瞬間風速は70メートルです。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)によりますと、硫黄島では23日午後2時に、風速17.5メートルを観測するなど風が強まってきています。
今後、台風はさらに北上し、24日にかけて勢力を維持したまま小笠原諸島を直撃する見込みです。特に24日は猛烈な風が吹いて、雨も強まり、大荒れとなりそうです。外出は非常に危険なので、出来る限り控えるようにしてください。