都内のインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えました。今シーズンは早めの注意が必要です。
●都内でインフルエンザの流行開始
東京都福祉保健局によりますと、都内のインフルエンザ定点医療機関からの第38週(9月16日から9月22日)の患者報告数が、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えました。
都内419か所のインフルエンザ定点医療機関からの第38週(9月16日から9月22日)の患者報告数は1.06人/定点(週)です。
今シーズン(2019年9月2日以降)において、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、9月22日までに55件報告されています。
●インフルエンザ対策のポイント
インフルエンザ対策のポイントは、「こまめな手洗い」、「休養・栄養・水分補給」、「咳エチケット」、「適度な室内加湿・換気」、「予防接種(かかりつけ医と相談)」です。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行しますが、今シーズンは早めの注意が必要です。今後、本格的な流行が予想されるため、インフルエンザにかからない、感染を広げないための対策を一人ひとりが心がけるよう呼びかけています。