9月の上旬は厳しい残暑で終了しました。この先は関東から北海道は徐々に暑さがトーンダウンするものの、東海から九州・沖縄では引き続き残暑が続きそうです。
●9月のスタートは厳しい暑さで終了
今日は台風がもたらした熱帯の暖かい空気や強い日差しの影響で、各地で厳しい暑さとなりました。
午後4時までの気温で、全国で最も高かったのは岐阜県多治見市で37.6度。その他の主要地点でも、東京35.6度、名古屋36.6度、大阪35.0度を観測し、35度以上の猛暑日地点数は79地点になりました。
なお、全国で30度以上の真夏日を観測した地点数は、午後4時の時点で681地点でした。
昨年2018年の夏は記録的な猛暑で話題になりましたが、2018年と2019年の9月上旬の真夏日地点数を比べてると、圧倒的に今年の方が真夏日地点数が多くなっています。
この厳しい残暑の終わりは見えてくるのでしょうか。
●関東から北海道は徐々に暑さトーンダウン 東海から九州・沖縄はこの先も残暑続く
この先1週間の最高気温を見てみましょう。
台風15号で大きな被害を受けた関東地方では、明日以降、今日のような厳しい暑さは収まりそうです。とはいえ、木曜日頃までは30度以上になります。熱中症対策は忘れないようにしましょう。
金曜日からは30度を下回る予想です。空気も比較的カラッとしてきますので、比較的過ごしやすくなるでしょう。
一方、東海から九州・沖縄では、引き続き30度以上の日が続きます。
木曜日以降は今日のような厳しい残暑ではないものの、秋にはまだ遠いような暑い日が多くなります。この先も体調管理をしっかりと行うと良いでしょう。
9月下旬頃からは、この厳しい残暑は少しずつ落ち着き始めそうです。季節の進みはゆっくりとなるでしょう。