関東地方は、きのう平年より一日早く梅雨入り。直後に晴れ間の出る年もありますが、今年はしばらく梅雨空が続き、月曜日は冷たい雨。梅雨の晴れ間は木曜と金曜に。
●9日から12日 梅雨空 梅雨寒の日も
この先一週間のうち、来週半ば頃までは梅雨前線が本州の南に停滞する見込みです。一方、オホーツク海には高気圧が停滞して太平洋側に湿った空気が入るでしょう。
あす9日(日曜)の午後から11日(火曜)の午前中にかけては、前線上を通過する低気圧の影響で雨が降りやすいでしょう。関東地方は、広い範囲で雨になるでしょう。10日(月曜)は雨脚の強まることがありそうです。日曜と火曜の最高気温は22度前後、月曜は20度以下の所が多い見込みです。梅雨寒という言葉を連想される方もあるでしょう。12日(水曜)は、低気圧が東に離れますが、前線が関東の南に停滞するため雲の多い一日になる見込みです。最高気温は25度前後の所が多くなって、火曜までの肌寒さは和らぎそうです。ただ、湿気は引き続き多い状態が続きます。人の多い所では、蒸し暑さを感じるでしょう。
●13日から14日 梅雨の中休み
13日(木曜)から14日(金曜)は、ようやく梅雨の中休みになるでしょう。本州付近が移動性高気圧に覆われて、梅雨前線の活動が弱まりながら南に離れるようになりそうです。最高気温は、25度以上の夏日の所が多くなり、金曜は30度以上の真夏日になる所がある見込みです。肌寒いくらいの週前半から暑い週後半と言えそうです。気温の変化が大きくなりますから体調管理にご注意下さい。
●15日 再び雨に
15日(土曜)は日本の南を低気圧が東に進んで、南から湿った空気が流れ込むため、梅雨前線の活動が再び活発になる見込みです。関東は広い範囲で雨になるでしょう。最高気温は、24度前後の所が多くなりそうです。
なお、向こう一週間の最低気温は、平年並みか高い日が多い予想です。