今日(19日)の北海道は、上空に6月中旬から下旬並みの暖かい空気が入った影響で気温が高くなっています。
正午過ぎには網走地方の佐呂間で30.3度まで上がり、道内では今年初めての真夏日となりました。
●昨年は4月に真夏日が
今日の道内は朝からオホーツク海側を中心に気温が高く、午前8時半の段階で、網走地方の佐呂間では既に25.7度まで上がっていました。
その後、各地でさらに気温が上がり、佐呂間では午後0時8分に30.3度を観測しました。道内では今年初の真夏日です。
昨年(2018年)は、初真夏日は4月30日(網走地方の女満別空港で30.2度)と、道内にアメダス観測網の整備が進んだ1978年以降で史上3位の記録的に早い初真夏日でした。
今年(2019年)は、それに比べると半月以上も遅い観測となりましたが、道内初真夏日の直近30年平均は6月2日で、例年と比べれば2週間ほど早い観測となりました。
●明日 気温は高いが天気下り坂
明日(20日)も、朝には7月中旬並みという強い暖気が入るため、道北やオホーツク海側を中心に平年より気温が高くなります。
しかし、天気は下り坂で、今日に比べて日差しは少なく、夜には道南から雨が降り出す見込みです。
その雨を境に上空の気温がいったん平年並みに戻るため、週半ばには夏のような暑さは落ち着きそうです。