この時期は南東の空で、木星と金星が明るく光っています。31日未明から明け方にかけては、木星に細い月が最接近します。各地の天気は?
●31日は木星と細い月が最接近
この時期は、明け方の南東の空で、木星と金星が明るく光っています。そこに、「新月前の欠けゆく月」が、日に日に高度を下げて近づいてきていて、31日未明から明け方にかけて「木星に最接近」。肉眼でも、もちろん見られますが、双眼鏡や天体望遠鏡があれば木星表面の縞模様も観察できます。
また、翌2月1日は、月の位置がさらに下がり、明け方の南東の空で「金星に最接近」します。
●各地の天気は?
31日明け方頃の天気はどうでしょうか?
【観測のチャンス】
一番、見られる可能性があるのが、関東甲信と沖縄になりそうです。時折、雲が広がりますが、薄い雲が中心です。
【雲の切れ間から可能性あり】
北海道から東北の太平洋側、北陸、東海、近畿、中国、四国は、基本的に雲が多いですが、晴れ間の出る時間もありそうです。
【可能性が低め】
北海道から東北の日本海側と九州は、厚い雲に覆われて可能性が低くなっていますが、雲の切れ間があるかもしれません。
各地とも、一番寒い時間帯なので、十分暖かくして楽しんでください。