台風26号は、きょう24日(水)午後3時に「猛烈な」台風となりました。台風周辺の海域や進路にあたる海域では、しけ、または大しけとなるため、厳重な警戒が必要です。
●猛烈な台風に
台風26号は、きょう24日(水)午後3時に日本のはるか南、マリアナ諸島で、一番強いランクの「猛烈な」台風となりました。衛星画像をみると目がはっきりとしていて、発達している様子がわかります。
台風26号は、今後も海面水温の高い領域を進むため、26日(金)にかけては猛烈な勢力のまま、日本のはるか南の海上を進むでしょう。
●進路はまだ定まらず
猛烈な台風26号は、24日午後3時現在、マリアナ諸島にあって、1時間に20キロの速さで、西北西へ進んでいます。中心の気圧は920hPa、中心付近の最大風速は55メートル/秒。風速25メートル/秒以上の暴風域を伴っています。
台風26号は、今後も西寄りに進んで、27日(土)にはフィリピンの東に達するでしょう。台風周辺の海域や進路にあたる海域では、しけまたは大しけとなるため、厳重な警戒が必要です。
5日進路予報では、29日までは西寄りに進む見込みですが、その先の進路については、まだ定まっていません。この時期、台風が日本付近まで北上してくると、次第に進路を東寄りにかえる場合があります。この先もtenki.jpで最新の台風情報をご確認下さい。