急速に発達する低気圧が明日(1日)から明後日(2日)にかけて北海道付近を通過していく見込みで、全道各地で大荒れの天気となる恐れがあります。今後の気象情報をこまめに確認して下さい。
●全道各地で大荒れの恐れ
明日(1日)は、低気圧が急速に発達しながら近づいて来ます。低気圧の接近に伴い、時間の経過とともに風の強まる地域が移り変わっていく見込みです。日本海側南部や太平洋側西部では昼前から風が非常に強く吹き、午後は各地でさらに風が強まる見込みです。暖かく湿った空気が流れ込むため太平洋側の沿岸では雨が降る所がありますが、1、2度の気温の低下で雪に変わり、一瞬で猛ふぶきになる恐れがあります。
また、明日は南寄りの非常に強い風が吹く所が多くなりますが、夜に一旦風が弱まって嵐が過ぎたと思った途端に急に西風に変わり、明後日(2日)にかけて日本海側や太平洋側西部で猛ふぶきとなるなど、状況が急に変化する可能性があります。風が弱まったと言ってむやみに外出をせず、必ず防災情報を確認し、警報が発表中である場合は、警戒を緩めないようにして下さい。
●気象情報をこまめに確認
北海道では5年前のこの時期に道北や道東を中心に大荒れの天気となって甚大な被害が出ました。今回も5年前の暴風雪に匹敵する可能性があります。気象情報をこまめに確認し、不要不急の外出は控えるなど、危険を回避する行動をとって下さい。