あす8日(日)の夜は、10月りゅう座流星群が見頃を迎えます。以前はジャコビニ流星群と呼ばれた流星群です。あすは西日本を中心に晴れて、夜も極端に冷え込むことはありません。流れ星の観察によいでしょう。
●10月りゅう座流星群とは
あす8日(日)の夜は、10月りゅう座流星群が見頃を迎えます。以前はジャコビニ流星群と呼ばれ、突如、大出現する年があるという、気まぐれな流星群です。今年の出現数は1時間に数個程度と、当たり年ではありませんが、気まぐれに突発的な活動を見せてくれるかも?! ドキドキワクワクしながら、気長に空を見上げてみてはいかがでしょうか。
●おすすめの観察時間は
10月りゅう座流星群がピークとなるのは、あす8日(日)の17時頃。今年は満月から日が浅く、明るい月が夜空を照らします。このため、日没後から月の出までの1~2時間くらいが観察におすすめです。
【月の出】
札幌18:56 仙台19:06 東京19:14 大阪19:33 福岡19:56 那覇20:16
●気になるお天気は?
【北海道】
晴れ間もありますが、午後を中心に雲が広がりやすくなりそうです。星空指数は30%前後で、星を見るには根気が必要になりそうです。
【東北・関東・北陸】
東北の日本海側は晴れて、星空観察日和です。東北の太平洋側や関東、北陸は朝晩を中心に雲の広がる所が多いでしょう。星空指数は低めですが、日没後すぐならチャンスがありそうです。
【東海・近畿~九州・沖縄】
晴れる所が多く、星空観察日和でしょう。日中の暖かい空気が残るため、日没後しばらくは上着なしでも寒さはなさそうです。内陸部でも、ここ数日のような強い冷え込みはないものの、ずっと夜空を見上げていると想像以上に体が冷えてしまいそうです。上着やひざ掛け、温かい飲み物などを用意して、体調を崩さないよう、お気をつけください。
●10月下旬はオリオン座流星群も
なお、2週間後には秋を代表する流星群「オリオン座流星群」が見頃になります。秋の夜長に星空をじっくり観察してみてくださいね。