このところ夜の寝苦しさが増してきましたね。4月10日に沖縄県の西表島から始まった熱帯夜前線は、今朝(7月12日)、青森県まで到達しました。
2017年の全国初めての熱帯夜は、沖縄県の西表島で4月10日でした。その後、石垣島では4月18日、宮古島では5月12日、那覇では6月8日と、熱帯夜前線は6月上旬にかけて沖縄県を北上しました。
鹿児島など九州の早い所では6月下旬に観測され、その後7月の頭には東京都心など関東南部まで一気に到達しました。(長野県など内陸部ではまだ熱帯夜になっていない所があります。)そして今朝(7月12日)は青森など東北の広い範囲で熱帯夜となりました。
この寝苦しさはしばらく続く見込みです。夜間の熱中症にも十分お気をつけ下さい。
※熱帯夜とは正確には18時頃から翌日の午前6時頃までの最低気温が25度以上になる夜のことですが、ここでは当日の午前0時から午前9時までの値を使用しています。