この先一週間、北海道では蒸し暑い日が続きそうです。熱中症や食中毒には注意が必要です。
●ムシムシとした日が続きそう!
今日の道内は広く日差しが出て、日中の最高気温は北部や東部の沿岸で17度くらい、内陸で23度くらいまで上がりました。上川地方の占冠(しむかっぷ)や胆振地方の穂別、日高地方の日高では25.5度、胆振地方の伊達市大滝では25.1度まで上がり、道内の4地点で夏日となりました。
この先一週間は、内陸を中心に24度くらいまで上がる日が多く、夏日を観測する地点も多くなっていきそうです。特に、7月1日頃からの約一週間、平年よりかなり気温が高くなる確率が30%以上と見込まれており、気象庁から高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されています。暑さの中心は東部の内陸の地域となり、帯広では最高気温が25度以上の夏日となる日が続いたり、30日(金)は最高気温が30度以上の真夏日となりそうです。
南から湿った空気も流れ込むため、カラっとした暑さではなく、ムシムシとした暑さとなりそうです。
●熱中症や食中毒に注意!
暑くなる日は熱中症に気を付けなければなりませんが、【ムシムシと暑い日】はさらに注意が必要です。カラッと暑い日に比べると、湿度が高い日というのは体の中に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすくなり、熱中症の危険度が高くなります。綿などの通気性の高い服装を選んだり、襟元や袖の部分などゆったりとしたデザインの服を選んで、熱を逃がす工夫をすると良さそうです。
また、食中毒にも注意が必要です。夕飯の買い物で生鮮食品を購入した際は寄り道をせずに持ち帰って家についたらすぐに冷蔵庫にしまったり、職場や学校にお弁当を持って行く際は、保冷剤を活用しましょう。