近畿地方では、30日の大阪と和歌山、31日の京都に続いて、3日になってようやく神戸と奈良でも気象台から桜(ソメイヨシノ)の開花発表がありました。神戸と同じ兵庫県にある姫路城では、これらに先立ち、どうやら2日に開花を迎えた模様。2日の午前中に様子を見てきましたので、ご紹介します。
●春の陽気に誘われて
2日は朝から青空が広がって日差しに恵まれたこともあり、午前中からたくさんの人が姫路城を訪れていました。春の陽気のもと気温が平年よりも高くなったこともあって、姫路城の桜(ソメイヨシノ)もようやく蕾がほころんで開花に至ったようです。三の丸広場では、まだちらほらと咲き始めたばかりで蕾が目立ちますが、柔らかな日差しに照らされた小さな花たちが、既にたくさんの人の目を楽しませていました。
●見頃はいつに
近畿地方では、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、これまでに発表のあった各地で昨年よりも1週間程度遅くなっており、姫路城でも、昨年に比べて5日遅い開花となりました。今週は、姫路市では日中の気温が20度以上になる日が続く見込みで、順調に開花が進めば今週末には見頃を迎えることになりそうです。