この冬初めて、北海道から「流氷の便り」が届きました。稚内地方気象台は25日、流氷を観測。網走より早いのは、1946年の統計開始以来初めてです。
稚内地方気象台は1月25日12時、「流氷初日」を発表しました。平年より19日早く、昨年より38日早い観測です。網走より早いのは、1946年の統計開始以来初めてのことです。
写真は、稚内地方気象台より提供していただきました。中央や右に写る三角の建造物は「日本最北端の地」の碑。そのすぐ先が海になります。
「流氷初日」とは、視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日のことです。
稚内の「流氷終日(流氷が見られた最後の日)」の平年値は3月12日で、昨年は3月4日でした。(流氷接岸初日は算出していません。)