西日本では昼頃から風が強まり、荒れた天気となっています。所々で雨や雪が降り、熊本では初雪を観測しました。
●西日本で風が強まる
日本海と本州の南には低気圧があって、東に進んでいます。発達中の低気圧の影響で、西日本では、昼頃から風が強まり荒れた天気となっています。最大瞬間風速は、鹿児島県の種子島では29.3メートル、松江で24.2メートルと、非常に強い風が吹きました。15時現在、九州や奄美、中国地方、四国では暴風警報や暴風雪警報が出されている所があります。
また所々で雨や雪が降り、熊本では初雪を観測しました。これは平年より28日遅く、昨年より2日遅い観測です。中国地方の山沿いでは雪が降り続き、降雪が強まった所もあります。15時までの24時間の降雪量は、広島県北広島町の八幡で18センチ、鳥取県の大山で15センチとなっています。
大気の状態が不安定で、中国、北陸、近畿では所々で雷を伴っています。
21日(土)の明け方にかけて風の強い状態が続く恐れがあり、警戒が必要です。また北陸と西日本の日本海側を中心に雪が降り、大雪となる所もあるでしょう。ふぶきによる交通障害、暴風、高波に警戒して下さい。