関東地方は11(日)も晴れますが、土曜より寒く、朝は氷が張る寒さ。日中も北風が冷たく、空気カラカラ。本格的な乾燥の季節に突入。インフルエンザや風邪に注意。
●日曜 氷が張る寒さ
10日(土)の関東は晴れましたが、東京の最高気温は12度2分。11月上旬並みだった9日(金)より5度くらい低く、北風の冷たい一日となりました。空気もカラカラで、東京では今シーズン初めて乾燥注意報が発表されました(詳細は下記)。11日(日)も晴れますが、朝は北部を中心に氷が張る寒さで、最低気温は北部は軒並み氷点下。東京も3度の予想。日中は日差しがたっぷりですが、北風が冷たく最高気温は東京都心は10度の予想。お正月頃の寒さに。そのほかの各地も10度に届くかどうかです。昼間も厚手のコートが必需品。日曜の夜はさらにグッと冷え込みが強まる見込みです。空気も乾燥しています。あす11日(日)の東京の最小湿度は24%の予想。風邪やインフルエンザには十分に注意してください。なお、群馬など北部の山沿いは雪が降りやすいでしょう。峠を越える車はご注意下さい。
●東京 今年初の乾燥注意報
10日(土)は、東京地方で今シーズン初めて乾燥注意報が発表されました。えっ?!東京ってまだ乾燥注意報は発表されていなかったの?とびっくりされる方もいらっしゃるのでは?東京の乾燥注意報の基準は、最小湿度が25%以下。実効湿度が50%以下に予想された場合です。実効湿度というのは木材の乾燥具合を表すもので、湿度が低い日が続くと木材も乾燥し火災が発生しやすい目安とされています。東京は11月上旬に最小湿度が20%台まで下がるなど乾燥した日もありましたが、実効湿度が高かったため、きょう10日(土)まで乾燥注意報が発表されていませんでした。東京地方では11月の乾燥注意報は日数は平年6日くらいですが、今年は0日。ただ、過去の資料をみると11月に0日でも年の合計は100日近くと平年(76日)より多くなっている年もあるため注意が必要です。本格的は乾燥の季節に突入です。火の元はもちろん、ノド元に注意し、体調管理にお気を付け下さい。