17日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温は平年より低く、11月下旬は真冬のような厳しい寒さとなる日がありそうです。降水量は日本海側とオホーツク海側は平年並みか多く、例年よりも雪の降る日が多くなる見込みです。一方、太平洋側はほぼ平年並みで晴れる日が多いでしょう。
●真冬日と雪と・・
(11月19日~11月25日)
急に厳しい寒さがやってきます。気温は19日(土)と20日(日)は平年並みか高く、19日の札幌の最高気温は11度の予想です。しかし、21日(月)以降は日ごとに寒さが強まりそうです。23日は札幌でも最高気温が氷点下2度など、道内は広く真冬日となるでしょう。地域によっては水道の凍結に注意が必要となってきます。日本海側を中心に雪の降る日が多く、22日は全道的に雪となる見込みです。
(11月26日~12月2日)
気温は平年より低く、真冬のような寒さとなる日もあるでしょう。日本海側とオホーツク海側では、例年よりも雪の降る日が多くなるため、道路脇の雪山も例年より大きくなりそうです。一方、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。
(12月3日~12月16日)
気温はほぼ平年並みとなる見込みです。すでに厳しい寒さを経験した後ということで、同じような寒さが続くイメージとなりそうです。天気は例年通りに、日本海側とオホーツク海側は曇りや雪の日があり、太平洋側は冬晴れの日が多そうです。
●この時期でも、水道が凍結?!
水道の凍結と言えば、真冬の話では?!・・・いえいえ、冬になりはじめのこの時期でもあるんです。旭川市水道局によると、水道の凍結が最も多くなるのは12月~2月ですが、11月でも予想外の冷え込みなどで凍結してしまうことがあると言います。「まだ大丈夫でしょ~」という油断は禁物。最高気温が氷点下の日は要注意です。
●窓に咲く霜の華
11月11日、札幌では最低気温が-3.2度まで下がりました。その日、我が家の車の窓にはきれいな霜の華が咲いていました。車のガラスの温度が氷点下まで下がり、空気中の水蒸気がくっついて凍ったものです。これからは、さらに強い冷え込みとなる日が増えてきます。朝、起きるのはつらいですが、こんなきれいな光景も楽しめそうです。