
7年目の楽天津留崎大成投手(29)が8日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円増の1600万円でサインした。昨季を上回る24試合に登板するも「つかみきれなかったシーズン」と振り返り、来季は吉井理人監督(61)に60イニング『酷使』してもらうためレベルアップを図る。(金額はすべて推定)
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アウトも定位置もつかみとる。約1時間の契約更改交渉を終え津留崎は色紙に「奪取」と力強く来季目標を記した。「受け身にならずにアウトを取る。ブルペンの中の立場も自分からチャンスをつかみにいかなきゃという思いを込めて」。8年目の来季に向け誓いを立てた。
今季は28試合に登板し、防御率3.38。中継ぎでマウンドに上がったが「開幕からいろんな場面で投げさせてもらって、いい感じではあったんですけど、もう一ついい場面で投げるにはチャンスをつかみきれなかった」と話す。オフはデータ解析に精通した野球専門ジム「DIMENSIONING」で自主トレに励む予定だ。
好機を逃さないため、もうひとつ今季から採り入れたのがメンタルトレーニング。きっかけは両親が観戦に来たときに力を発揮できないことだった。「すごく悔しくて、球団のメンタルトレーナーさんに相談して『メンタルも技術のひとつ』と言われて腑(ふ)に落ちました」。今までは「野球が下手なだけ」と自分に言い聞かせていたが、心の技術向上にも向き合い「今年は両親にも活躍している姿をみせたい」と思いを口にした。
吉井新体制としてリスタートを切る来季は、開幕からアピールをしていく。「ちょっと言い方が正しいのか分からないですけど…吉井監督に『酷使』してもらいたい。『この日も津留崎に投げさせたい』『ここも津留崎に投げさせたい』って思ってもらえて、いろんな場面で投げられるようなピッチャーになりたい」。目標として持っている60イニングを目指し、フル回転する。【高橋香奈】
