
日米通算4367安打のイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が7日、大分舞鶴を訪問して野球指導した。外野ノックの最中には部員たちと雑談を繰り広げ、高校野球の話題で盛り上がった。
「甲子園のタイブレーク制度はどう? 地方大会は仕方ないと思うんだけど、甲子園はずっとやりたいよね。突然ランナー一、二塁になってゲームが変わるのは気持ち悪い。甲子園はメンバーを増やして補って、最後までやってほしいのが僕の考え」と持論を述べると、ある部員は「自分たちでつくったピンチじゃないのにってなるのはあります」とうなずいた。
さらにイチロー氏は「甲子園は暑いから京セラっていうのも、ふざけるなって思うよね。甲子園を目指したいと思うよね」と訴えると、部員からも「甲子園という場所は特別です」と賛成した。これにはイチロー氏も「ありがとうございます。貴重なご意見を」とした。
練習後には恒例の質問タイムを行い、右打者から参考にすべき選手を聞かれると「最近の日本の選手を見てないから。今まで対戦してきた中でジーター知ってますか? 嫌らしいバッターだった。詰まって、ヒットを打てる技術を持っていた。マイケル・ヤングは(若い世代は)分からないかもな。200本を、僕と同じ時期に4、5年打っていた選手」と名前を挙げた。 さらに「得点圏でセカンドの後ろに打てるような。それは、技術でやっているの。今年のミルウォーキー、優勝したけど、そういう選手を集めている。高校野球は工夫ができる。弱いチームが強いチームに勝てることができる。いろんな野球がある」とアドバイスを送った。最後に「今日見て、びっくりした。予習してきてやってるのがよく見えたし、能力も高い。返事もいいけど…マジメオーラがすごい(笑)。野球と、勉強するときはスイッチ切り替えていい」と脱力を求めた。
