
広島ドラフト2位の立命大・西野啓也捕手(22)が27日、京都市の同大学で新井貴浩監督(49)と鞘師智也スカウトから指名あいさつを受けた。ドラフト1位選手については各球団、指揮官が指名あいさつに出向くことも多いが、新井監督は2位でも3位でもタイミングが合えば行く。2人の愛息が関西圏の大学でプレーしており、立命大も身近な存在。昨年は3位指名した近大・勝田成内野手(23)の指名あいさつにも出向いた。
新井監督は息子たちの試合を観戦しながら、同じ関西学生リーグで奮闘していた西野についても「3年生の時から見ている」と、密かにプレーをチェックしていたという。「じかに球場でたくさん見ている。期待しています」と“新井スカウト”のお眼鏡にかなったようす。選手としての伸びしろや、持ち前の素直な性格も評価した。
西野は本拠地マツダスタジアムについて問われると、「印象は…コストコが見えるところですね(笑い)」と回答。ちょっぴり天然だが、「愛されキャラ、いじられキャラでいきたいです」と場をなごませた。
新井監督は西野の魅力の一つに「気迫」も挙げた。「うれしい感情はすごく前面に出る子。これは間違いなくファンの方からもすごく愛されるような、応援してもらえるような選手になれると思います」。
入団前から1軍監督が内面まで評価するのも珍しい。それはずっと見てきたからこそ。最後に「1年目から気を使うことなく、どんどん感情を爆発させてやってください!」と激励。西野も「はい!」と力強く応じていた。【中島麗】
◆西野啓也(にしの・けいや)2004年(平16)7月15日生まれ、和歌山県みなべ町出身。小2から上南部少年野球クラブで三塁手として野球を始め、小4から捕手。上南部中では紀州由良に所属。高知高では1年秋に背番号20でベンチ入りし、2年秋から正捕手。四国大会で優勝しセンバツ出場。立命大では3季連続ベストナイン。4年春は首位打者に輝き、大学日本代表にも選出された。50メートル6秒2。遠投120メートル。好きな言葉は「反骨心」。180センチ、78キロ。右投げ右打ち。
