
大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の新番付が26日に発表され、東前頭16枚目で新入幕を果たした嵐富士(22=伊勢ケ浜)が、福岡県の太宰府天満宮内にある誠心館で会見した。
福岡県糟屋郡宇美町の出身。地元で迎える幕内の土俵へ「2桁目指して、あわよくば優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。
十両をわずか2場所で通過した。25年の九州場所は幕下で「来年こそは関取で帰ってくる」という目標を掲げていた。「自分でも2場所で上がれるとは思っていなかったので、うれしいです」。
番付の文字も大きくなり「あんまり顔を近づけないで探せるというところまで来たので、お相撲さんになったんだなっていう実感もさらに湧いてます」と喜んだ。
秋場所は9日目まで4勝5敗だったが、そこから6連勝で10勝5敗。「自分から前に前に足を出していくことができた」と振り返る。関取10人を擁する部屋の稽古は「毎日が出稽古みたいな感じ」。充実した環境で力を磨いてきた。
同席した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)は、小さな体でも正攻法の相撲を取り続けるよう指導してきたと説明。「嵐を巻き起こしてくれれば良いなと思います」と、しこ名に重ねて期待を寄せた。
小中学生の頃は毎年のように観戦していた九州場所。「今、逆に自分が出てると思うとうれしく思います」と感慨を口にした。新入幕の場所も「自分から攻めていって、真っ向勝負でいきたいと思います」と、持ち味を貫く。
