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【阪神】高寺望夢 来季から遊撃争いへ 藤川監督「挑戦をしかけていく」今季は遊撃での出場なし


【写真】2024年3月、ヤクルト戦の5回、佐藤輝明からボールを受けた遊撃手高寺望夢は一塁へ送球し併殺を完成させる

阪神高寺望夢内野手(24)が来季から、遊撃争いに本格参戦する。藤川球児監督(46)が25日、今オフから遊撃守備に本格的に取り組ませることを明かした。今季は本職の内野ではなく、主に左翼と中堅でスタメン出場を増やし打力を発揮してきた。左翼とともに、遊撃はレギュラーを固定しきれなかったポジション。前日24日に明かした石井大智投手(29)の先発転向に続き、3連覇へ向けて積極的なアクションが始まっている。

◇ ◇ ◇ ◇

戦力の底上げのため、藤川監督は積極的に動いていた。「高寺はもうスタートしています。ここから3月まで、挑戦をしかけていくところになるのは高寺です」。来季に向けて、高寺が本格的に遊撃守備に取り組んでいると説明。秋季キャンプ初日の前日24日には、石井が先発転向することを明かしており、新たなプランが次々に始まった。

みやざきフェニックス・リーグに出場中の高寺は、直近の22日巨人戦(SOKKEN)でスタメン出場し、5回に左翼から遊撃守備に回っていた。「シーズンの終わりの前の日には、平田2軍監督に連絡して。シーズン中はどうしても、担当のコーチたちも、いきなりショートというのはやっぱり難しいし、高寺は大事なところで出ていましたから」。もともと遊撃手だったが、どこでも守れるフレキシブルな守備力に定評があり、外野で出場を増やしてきた。今季は遊撃での出場がなかった一方、外野を中心にキャリアハイの128試合に出場した。

高寺が今季26試合で先発した左翼とともに、遊撃はレギュラーを固定しきれていないポジション。今季は元山、熊谷、木浪、小幡の4人で分け合う形となった。打力が開花し始めている高寺が遊撃バトルに加われば、さらに高いレベルでの争いとなるはずだ。

秋季キャンプで鍛錬を積み、さらにオフに鍛え上げ、来春キャンプでアピールを目指すことになりそうだ。「切磋琢磨(せっさたくま)のレベルを供給できればなというところはあるので、そのあたりはやりたい。故障してしまうともう明らかにそのチャンスはない。故障しなければチャンスはあるけど、チャンスを置いているわけじゃない」と指揮官。リーグ3連覇を目指すレギュラー争いは、もうすでに始まっている。【磯綾乃】

◆26年の阪神遊撃事情 阪神の内野陣で唯一、レギュラー不在の守備位置が遊撃だ。夏場までは熊谷、木浪、小幡の3人で先発を分け合う形が続いていたが、優勝争いが激しくなった夏場以降は元山が起用される機会が増えた。7月21日DeNA戦から遊撃で48試合にスタメン出場。結果的にチーム最多となった。続くのは熊谷の39試合で、木浪は29試合、小幡は28試合に終わった。4人全員が遊撃で10試合連続スタメンを経験。熊谷や木浪は二塁で先発起用されることもあったが、元山はすべて遊撃での先発起用だった。

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