
<日本シリーズ:DeNA1-3ソフトバンク>◇第1戦◇24日◇横浜
DeNAが最後は力尽きた。同点の延長11回1死一、二塁から、馬場がソフトバンク庄子に勝ち越しの適時二塁打を献上。続く代打柳町に左犠飛で、この回2点を失った。11回裏の攻撃は無得点に終わり、試合終了。相川亮二監督(50)は「こういう展開だろうという試合です。その中で、1点取りきれなかった。向こうがしっかりチャンスをつくって得点をした」と声を落とした。
打線は好機をつくりながらも、本塁が遠かった。9安打を放ったが、得点は牧のソロでの1得点のみ。初回1死満塁の先制機では、梶原が遊ゴロ併殺。指揮官は「初回に何とか1点取ったり、あそこでもし(相手先発を)崩せたら、また違った展開にもなった」と悔いた。CSでは出番が無かった梶原を日本シリーズ初戦で「5番右翼」に抜擢(ばってき)。相川監督は勝負手を打ったが、梶原は5打数無安打と振るわなかった。
下克上日本一を達成した2年前の日本シリーズも黒星スタート。この日は筒香が今ポストシーズン初安打を含む2安打など、第2戦以降への好材料もあった。「毎日毎日、展開も変わりますし、いろんなものが変わっていくと思う。また締まった試合をしていくことが勝つには重要」と相川監督。すでに視線は前を向いている。リーグ3位からCSを無傷の6連勝で突破。DeNAの勝負強さはまだこんなもんじゃない。【山本佳央】
