
<日本シリーズ:DeNA-ソフトバンク>◇第1戦◇24日◇横浜
ソフトバンク上沢直之投手(32)が第1戦のマウンドを任され、立ち上がり苦しみながらも力投した。「すべらないように」と話していたが、小雨が降るマウンドで初回、いきなり初球をひっかけ、1番度会の左足を直撃する死球を出した。1死満塁とピンチを広げたが、外角149キロ直球で遊ゴロ併殺。マウンド上でほえた。
今季はシーズンでも開幕投手を務め10勝。移籍後2年連続2桁勝利の安定感で、CSでは第2戦だったが、大事な日本シリーズ初戦を任された。「(初戦勝って)1勝あるのはすごく大きいと思う。出だしはすごく大事。しっかり仕事をして、シリーズを通してチームに流れを持っていけるように」と、そのマウンドの意味は理解している。
セ本拠地で打席に立つ最後の日本シリーズ。2回2死一塁での第1打席はしっかりスイングしての中飛。5回1死一塁では練習してきたバントは成功できなかったが、バント空振りの間に庄子雄大内野手(24)が二盗を決めた。
24年の日本シリーズではDeNAに連勝スタートから4連敗で逆転負けも、上沢はまだホークスには所属していなかった。あの悔しさを知らない右腕が、チームへ流れを持ってくるために腕を振った。
