
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが23日(日本時間24日)、ワールドシリーズが行われているミルウォーキーのアメリカンファミリーフィールドで現地メディアの取材に応じ、球団の総年俸に上限を設けるサラリーキャップ導入の必要性を改めて強調した。今季はブルワーズが44年ぶりにワールドシリーズに進出し、レイズともども資金力の乏しい球団同士のワールドシリーズとなっている。だがマンフレッド・コミッショナーは「44年ぶりということは、それだけスモールマーケットのチームがコンスタントに戦う機会を得られていないということ」とし、サラリーキャップの導入を目指す考えを示した。
一方の選手会側はこの導入に強く反対しており、ESPN電子版は「どちらか一方が考えを変えない限り、交渉は来年、さらには来季が開幕する時期になってもまとまらない可能性がある」としている。現在の労使協定は12月1日に失効する予定で、失効時期を先に延ばしロックアウトを避ける可能性について同コミッショナーは「その考えは双方ともにない」と話した。このままいけば12月2日からロックアウトに突入するのは確実で、そうなればFA交渉や契約、トレードなどMLBのすべてのビジネスが停止する。
