
<プロ野球ドラフト会議>◇22日
「2026年 プロ野球ドラフト会議 supported byリポビタンD」が22日に都内で開催され、巨人が米国挑戦を表明している横浜・織田翔希投手(3年)を1位単独で強行指名した。
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【記者の目】“シン時代”の幕開けを予感させるドラフトとなった。1位指名では一部の選手に一極集中することはなく、各球団の戦略や思惑に合わせて希望する選手が異なった。長年ドラフトを最前線で見てきた広島・松田オーナーの言葉が印象的だ。「ドラフトが変わってきた。かつては有力選手に競合していたが、各球団とも補強ポイントを見極めて指名するようになった」。
カナダ、米国、台湾…。“逆輸入”組の指名は、もはや珍しくない。カナダの名門ブリティッシュコロンビア大の杉本寛斎投手(23)がDeNAから3位、最速159キロを誇る佐藤幻瑛投手(21)がソフトバンク9位で指名を受け、昨年に続いて米留学中の日本人選手が2人の名前が支配下で呼ばれた。また、ソフトバンク8位には台湾の国立台湾体育運動大に所属する深見一騎投手(21)が名を連ねる。
1年掛けて各球団のスカウトたちが「鳥の目」を使い、世界中に散らばる日本人アマチュア選手の有望株の獲得を目指す。世界を見渡すと、埋もれた才能が散らばっている。今回はさらに足元にアンテナを張る「虫の目」が、歴史を塗り替えた。象徴的だったのは巨人が育成5位で指名した多摩川ボーイズに所属する14歳の関蓮太郎捕手(川崎市立向丘中3年)。中学生の指名は史上初で、ドラフト史に新たな1ページを刻んだ。今後も各球団が鳥の目と虫の目を使い分け、さまざまなルートからNPBにアマチュア有望株を送り出す。多極化の流れは一体どこに向かうのか。現時点では航路の先ははっきりと見えない。【平山連】
