
若かりし頃の自分のような選手の育成を期待された。ヤクルト池山隆寛監督(60)が20日、東京・港区のヤクルト本社を訪れ、成田裕オーナーにシーズン終了の報告。「『池山監督らしい、思い切った本塁打を打つバッターを育ててください』という話から、野球談議に変わりました」と明かした。自身は現役時代、球団歴代2位の304本塁打をマーク。鋭いスイングが代名詞で、「ブンブン丸」と呼ばれていた。
「今年も打ち勝つ野球を目指してやっていたけど、なかなかうまくいきませんでした。あさってのドラフトや、助っ人選手たちの力を借りながらまたいい方向に向かえるようにしたい」
今季のチーム本塁打数は83本。12球団ワーストだった。「今年の課題。来年のホームラン数であったり、チャンスの打点を挙げる場面であったりというところが打撃面では反省する点」。来季からセ・リーグにもDH制が導入されるため、より長打力が必要となってくる。目標はもちろん、5年ぶりのAクラス入り、リーグ優勝。「林田(球団)社長もAクラス、優勝という言葉を出されていた。球団、スタッフ、選手一同が同じ思いにできるように、しっかり気持ちをかためていきたい」。2年目の「ブンブン丸号」はパワーをつけて突き進む。【塚本光】
