
阪神佐藤輝明内野手(27)を獲得候補としそうな球団として、MLB公式サイトは16日時点でヤンキース、メッツ、フィリーズ、ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズを挙げた。
ポスティング費用もかかるため、マ軍以外はいずれも大規模市場で、年俸総額上位だ。あるスカウトの「左打ちの強打者」「大事な場面で打てる」の評価を紹介し、ポジションは外野が最適ながら三塁と一塁も「ある程度(起用の)柔軟性はある」とされた。
ヤンキースは三塁手のグレードアップを狙うとみられている。今季守ったマクマーンは11本塁打でOPS・636と期待外れだった。本拠地ヤンキースタジアムの右翼は狭く、左打ちの長距離砲である佐藤はぴったり。メディアの厳しいニューヨークだが、阪神の主砲だった佐藤なら、重圧への耐性があるはずだ。
ドジャースは、左翼手T・ヘルナンデスのトレード話が、米メディアで取り沙汰されている。34歳の年齢から、若返りを目指すチームの方針により放出の可能性をはらむ。佐藤獲得の余地はありそうだ。
ブルージェイズはいち早く、9月に佐藤争奪戦に加わる可能性を報じられた。打力が乏しく、今季は岡本がチーム最多本塁打をマークしただけに、日本人強打者の獲得は積極的になりそう。資金力豊富なメッツは、契約破棄権を持つ三塁手ビシェットの去就次第で参戦の可能性がある。
三振が多いと懸念されたホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が今季35本塁打と成功を収めたことで、日本人野手への注目は高まっている。同じ三冠王経験者は、激しい争奪戦となりそうだ。【MLB担当=斎藤直樹】
