
日本サッカー協会は15日、都内で理事会を行った。森保一監督(58)が最後の指揮を執る来年1月開幕のアジアカップ(杯)が行われるサウジアラビアは、情勢が悪化している。任期が同大会までとなっているが、開催延期の可能性もある。湯川和之専務理事は「今日のところは何も話していない。アジア杯に関しては監督が指揮を執るということ」と話すにとどめた。
サウジアラビアでは、首都リヤドの空港がイエメンの親イラン武装組織フーシ派によるものとみられる攻撃を受けるなど、安全面に不安が生じている。
現時点でアジア杯の開催可否については決定していないが、「選手、スタッフ、サポーターのみなさまの安全を確保しないといけない。状況に応じて考えていかないといけない」と、開催された場合の参加可否を慎重に見極める方針。「AFCとは普段から連絡を取り合っている。今のところ動きはないが、連絡を密にとって、最終的には安全の確保、渡航手続き、関係省庁、外務省とも連絡を取り合っていきたい」とした。
この日、12月30日に大阪・パナソニックスタジアム吹田での国際親善試合キリンチャレンジカップの開催が発表された。指揮官にとって国内ラストマッチとなるが、アジア杯の開催次第で今後のスケジュールへの影響も考えられる。同専務理事は「アジア杯があるということで、遠征、大会、試合がなくなることは今まだこちらで判断できないので、状況を見ながら進めたい」と見据えた。
