
<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク6-4日本ハム>◇14日◇みずほペイペイドーム
敵地で悔しい逆転負け。日本ハム新庄剛志監督(54)は「モイネロから3点ね~(取った)。オッシャー! と思って。あの4回だけですね。畳み掛けてきますよね。流石です」と、こちらのミスに乗じて大量5点を挙げた相手をたたえた。
長く、苦しい、守備の時間だった。3-1の4回だ。1死満塁のピンチで、ソフトバンク柳町の一ゴロをさばいたファースト柴田獅子投手(20)が、本塁へワンバウンドの悪送球。痛恨のタイムリーエラーで失点すると、続く庄子が同点の右前適時打を放ち、なおも満塁から正木の飛球をレフト郡司が、まさかの落球。球界最高の左腕モイネロから3回までに3点を奪ったが、ドタバタ守備で、あっという間に試合をひっくり返された。
投打二刀流のため、DHでの出場が多い高卒2年目の柴田に、新庄監督は「まあまあ、仕方ないです、それは。打つ方に期待して出したんですから」。今季レギュラーシーズンでは1試合しか一塁を守っていないだけに、責められない。「あーだこーだ言っても仕方ないし。ファイナルS(の勝者)が決まるまでは、諦めることはないしね。最後の1球まで、いきますよ」。アドバンテージの2勝を含め3勝を先行された形だが、悲壮感はなかった。【中島宙恵】
