
<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク-日本ハム>◇14日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクのドラフト3位鈴木豪太投手(23)が3回途中から登板し1回1/3を無安打無失点と見事な火消しぶりを見せた。先発のエース左腕モイネロが3回に乱れ2安打3四球で日本ハムに2点のリードを許し、なおも2死満塁のピンチでマウンドに立つと、山県を得意のカットボールで遊ゴロに仕留めた。
回またぎの4回は2番からの上位打線を9球で三者凡退に片付け、4回裏に打者10人で5点を奪い逆転する攻撃のリズムをつくった。今季は負けゲームの中継ぎからスタートし40試合に登板。4勝1敗5ホールド、防御率1・74でシーズン終盤には勝ちパターンにつなげる重要なポジションまで首脳陣の信頼を得た。
CSまでの調整期間は「直球の精度とライン出しをやって来た」と直球を磨き緩急をよりうまく使うように務めた。「CSもゼロで抑えることしか考えていません」と、まさに有言実行のマウンドで試合の流れを変えた。
大商大で鍛えたマウンド度胸と右サイドからのテンポよい安定感のある投球は侍ジャパン井口新監督にも評価され「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の代表メンバーにも選出された。今乗っているルーキーがCSでもキーマンとなる快投を見せた。【石橋隆雄】
