
日本高野連と全日本大学野球連盟は8日、プロ入り希望選手に義務づけた「プロ志望届」の提出を締め切った。同日午後5時時点で高校生127人、大学生149人の合計276人が公示。昨年より高校生は3人増、大学生は27人減となった。公示された選手は22日のドラフト会議で指名対象になる。
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全ての命運は織田が握っている。今年のドラフトの行方を占うのは、横浜(神奈川)の最速157キロを誇る織田翔希投手(3年)の動向だ。名門横浜のエースは日米双方から関心を寄せられ、来たる22日のNPBドラフトでは1位候補の筆頭だ。気になる進路は国内か、メジャーかについてはいまだはっきりとせず、高校最後の大会となった青森国体でも明言を避けた。「18歳、高校3年生として考えてみると、自分の将来のためにこんなに考える時間はないと思う。濃い時間、いやそれ以上。しっかりと決断したい、というのが今の状況」と言うにとどめた。
決断の時は刻々と迫る。15日には同校で会見が組まれ、織田が何を話すのかに注目が高まっている。仮に織田が国内(NPB)を希望すれば、高校生ではトップの注目株として複数球団の1位指名が確実視される。一方で織田がNPBを経ずにメジャー挑戦を決めれば「ドラフトは大きく動く。全ては織田次第」(NPBスカウト)という声は日増しに強くなっている。
ほかに高校生の1位候補では山梨学院の投打二刀流の菰田陽生(3年)が織田に続き、ドラフト1位候補の呼び声が高い。195センチ、93キロの体を武器に投げては最速152キロ、打っては高校通算39本塁打と投打両面でポテンシャルが高く、菰田自体も高卒後も二刀流継続の意思を示している。織田がメジャー行きとなれば、高校生では菰田に初回入札が集中する可能性もありそうだ。
大学生では強肩強打の渡部海捕手(4年=智弁和歌山)と最速155キロを誇る鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)の青学大バッテリーの人気が高く、近大・宮原廉投手(4年=崇徳)大商大・星野世那投手(4年=近江)や慶大エース渡辺和大投手(4年=高松商)、「みちのくのドクターK」こと富士大・角田楓斗投手(4年=東奥義塾)が続く。社会人では藤沢涼介(24=横浜国大)らの名が挙がっている。
