
ペンシルベニア州立大の最速159キロを誇る佐藤幻瑛投手(21)が、今ドラフトで指名される可能性が出てきた。
一部のNPB球団が7日までに調査書を送り、リストアップされていることが判明。昨夏の日米大学選手権では仙台大3年生ながら日本代表入りし、史上初の3連覇に貢献した。本来ならドラフト1位候補に目されていたが、憧れのメジャー挑戦を視野に仙台大から、超ハイレベルな全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1に所属する同大に今夏から編入していた。
同大での公式戦は来春から参戦となる中で、佐藤の動向を探る動きは水面下で行われていた。あるNPB球団幹部は「本人がメジャーを目指すと言っている以上、来夏のMLBドラフトを待ってから入団するかどうかを決めることになる。ただ、今回指名権を得た上で佐藤側と来夏のMLBドラフトまで単独交渉できるのは、球団にとっても指名するメリットは出てくる」とにらんだ。
前例はある。昨秋のドラフトではスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21=後にマーリンズ)がソフトバンク1位指名を受け、ジョージア大の石川ケニー投手(22=後にレッズ)がオリックス6位指名を受けた。ともに今夏のMLBドラフトで指名を受けたためNPB入りはかなわなかった。海を渡った日本人アマチュア選手への関心も日増しに高まっているだけに、今回どんな結果が待ち受けているのか注目だ。
