
<国際親善試合:アルゼンチン3-0ベナン>◇6日(日本時間7日)◇ブエノスアイレス
「神の子」リオネル・メッシ(39=マイアミ)がアルゼンチン代表に別れを告げた。
ベナン(FIFAランキング89位)を相手に、フル出場し、PKからの1得点に2アシストの大活躍。3-0のスコアの全得点に絡み、有終の美を飾った。。
首都ブエノスアイレスにあるエスタディオ・マスモヌメンタルには8万5000人超の大観衆が駆けつけた。
このスタジアムでメッシは最多の19得点を挙げ、26戦負けなし。この会場が代表引退の花道となった。
試合後のスクリーンにはメッシの過去の映像が映し出された中、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝トロフィーを掲げる姿はまさにキャリアのハイライトと呼べるものだった。
メッシはその映像を見た上で、「あのW杯の後に最初の試合でここに戻ってきた日は私のサッカー人生で最高に幸せな一日でした。あの日に目にした光景は忘れられません。あれだけ素晴らしい光景はない」と語った。
涙はなかった。やり切ったという充実感、すがすがしさの方が勝っていた。
「みなさんのことを愛しています。寂しくなります。アルゼンチン人であることを誇りに思いますし、みなさんとともに夢を叶えられたことをうれしく思います」
国際Aマッチ208試合で126得点という圧倒的な記録を残した。これを上回る選手は唯一、クリスティアノ・ロナウド(ポルトガル)の234試合146点だけだ。
「もう避けられないことだけど、私のキャリアの中で最も悲しい日を迎えました。代表チームに別れを告げる日です」「代表チームのユニホームを着てプレーできなくなるのは寂しいけど、これからは傍らから仲間やこれから後に続くすべての選手たちを応援していきます。いつまでも、いつまでも、私たちは一つです」
感謝の思いは尽きなかった。スタンドの観衆は涙を浮かべ、名残惜しそうに夜空に打ち上がる花火を見つめていた。
