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メッシ、アルゼンチン代表ラストマッチで1得点2アシスト!PK豪快に決め通算126点で終止符


【写真】アルゼンチン代表として最後の試合でPKを決めるメッシ(AP)

<国際親善試合:アルゼンチン3-0ベナン>◇6日(日本時間7日)◇ブエノスアイレス

世界史上最高のスーパースター、アルゼンチンFWリオネル・メッシ(39=マイアミ)の代表引退試合が行われ、1得点2アシストの大活躍で有終の美を飾った。

首都ブエノスアイレスにベナン(FIFAランキング89位)を迎え、約8万5000人を収容するエスタディオ・マスモヌメンタルは熱気が充満。「GRACIAS(ありがとう)10」。試合前のピッチにメッシの10番を模した縦40メートルほどの巨大ユニホームが飾られた。家族も見守る中で先発出場。国際Aマッチ208試合目となった。

花火が派手に上がる中、メッシはこの日のための特別仕様のユニホームを着込み、息子を伴ってピッチに入場した。アルゼンチン国歌の際には、ベンチのスカロニ監督の目からは大粒の涙がこぼれた。誰もが偉大なるメッシの功績を思い起こし、胸に詰まるものがあった。

こうして迎えたラストマッチ。メッシは前半から積極的にゴールに向かった。前半7分、ドリブルで仕掛けるとペナルティーエリア外から左足を振った。鋭いボールがゴールに向かったが、ベナンGKダンジヌーにセーブされた。

開始10分ではメッシの10番に合わせ、ゲームを一時中断。会場は1分間のスタンディングオベーションでメッシへの敬意を示した。

前半24分にはMFデパウロが右後方から送ったクロスボールにファーポスト際に飛び込むが、ワンタッチしたボールは左へわずかに外れた。同26分には30メートル近い距離でのFK。ここも左足で狙ったが、鋭いシュートはダンジヌーにセーブされた。同32分、FWラウタロが左から絶妙なクロスボール。左足ボレーで狙ったが、ここもゴール右にわずかに外れた。無得点のまま試合は前半を終えた。

後半3分、メッシのアシストからスコアが動いた。左CKでキッカーを務め、鋭いボールをゴール前へ。飛び込んだ38歳DFオタメンディが右足で合わせた。さらに同16分、右サイドに開いてパスを受けると中のMFニコ・パスに素早くパスを通し、左足の鮮やかなゴールが生まれた。2アシスト目を記録し、代表通算67アシストとした。

そして後半26分、メッシに待望のゴールが飛び出した。DFジャイが倒されて得たPK。左足で強烈なシュートをゴール右上へ蹴り込んだ。代表通算126点目。耳をつんざくような大歓声に包まれた。

後半44分には左からの折り返しに左足シュート。GKのファインセーブに遭い、左ポストをたたいた。さらに後半追加タイムの48分には自ら倒されて得たFKのチャンス。中央の位置、ゴールまで21メートル。シュートがゴール上に外れると、天を仰いで悔しがった。2点目はならなかったが、貪欲なまでのゴールへの執念だった。

試合終了までピッチに立ち続け、チームの全3点に絡む1得点2アシスト。期待に違わぬ大活躍と、メッシはやはり最後までメッシだった。

今夏のワールドカップ(W杯)北中米大会の準優勝を最後に8月31日(日本時間9月1日)アルゼンチン代表からの引退を表明した。父ホルヘさんが8月7日に亡くなったことを受け、「今がその時だと理解している」と退く決意を固めた。

18歳だった2005年に代表デビューし、足かけ22年。「アルビレセステ(白と空色、代表チームの愛称)」に208試合を刻んできた。06年ドイツ大会から史上最多となる6大会連続のW杯出場。1度の優勝、2度の準優勝。この間、史上最多8度のバロンドール受賞。王様ペレや神の子マラドーナ同様に、史上最高の選手とたたえられる。

アルゼンチン史上最多。他の追随を許さない国際Aマッチ208試合、126得点、67アシストという圧倒的な記録を残した。国民に惜しまれながら、メッシは愛した代表チームという場所に別れを告げた。

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