
2日に俳優の福原遥との結婚を発表した日本代表MF久保建英(25=Rソシエダード)の指輪が話題になる中、試合での着用ルールも注目を集めている。
サッカーの試合でのアクセサリー着用については、一律禁止とされているイメージが強いかもしれないが、今年3月に国際サッカー評議会(IFAB)の総会でルール変更が決定されている。日本サッカー協会(JFA)はこれに従う形で「アクセサリーは、危険でなく、安全にそして確実に覆われている場合に限り認められる」と改定通知を出しており、テーピングなどで覆って安全であれば、着用可能となっている。危険かどうかの最終的な判断は、主審に委ねられる。
今回ルール変更された理由は、JFAの通知文書によると「特定の物を身につける文化的、宗教的、医療的、個人的な理由が十分に考慮されていなかった」とされており、確実に覆われている場合に限り、危険ではないアクセサリーは認められることに重点が置かれている。
元々サッカーでのアクセサリー着用は自由で、かつて元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナは金のネックレスやダイヤモンドのピアスを着用し、元イタリア代表FWロベルト・バッジョは結婚指輪やピアスを着けて試合に出場、元コロンビア代表MFカルロス・バルデラマ、元ブラジル代表FWロマーリオらもアクセサリーを身に付けてピッチに立っていた。
それが最初に禁止されたのは97年で、IFABが「選手は自身または他の選手に危険となる用具や装身具(あらゆる種類のジュエリーを含む)を着用してはならない」と明文化。しかしその後はテーピングで覆えば許可する審判がいるなど判断にばらつきがある期間が続いた。
この状況にIFABは04年に「一律全面禁止」と追記し、06年にはテーピングによる保護も完全禁止とした。
これを受けてJFAは06年2月に「装身具着用の禁止(通達)」を発出。「すべての装身具(ネックレス、指輪、ブレスレット、イヤリング、皮革でできたバンド、ゴムでできたバンドなど)は禁止されており、外さなければならない。装身具をテープで覆うことは、認められない。アクセサリーは、危険でなく、安全にそして確実に覆われている場合に限り認められる。危険なアクセサリーは外さなければならず、テープで巻いたり、他の物で覆ってはならない」と徹底を呼びかけていた。
今回“着用OK”と変更された後も、金属製で鋭利な指輪やピアス、引っかかりやすいネックレスなど、接触時にけがにつながる危険なアクセサリーはこれまで通り禁止。日本代表のトレーニングでは危険ではない指輪の着用などは認められており、新婚の久保も指輪を光らせながらトレーニングに参加していた。
