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佐々木朗希、メジャー自己最速164・3キロに「思ったより出ていた」と好感触 柔軟起用に準備


【写真】ドジャース対ブレーブス 8回表、ドジャース7番手で力投する佐々木朗希(撮影・垰建太)

<ナ・リーグ・地区シリーズ:ドジャース2-3ブレーブス>◇第2戦◇4日(日本時間5日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)4日(日本時間5日)=斎藤庸裕】ドジャース佐々木朗希投手(24)が、メジャー挑戦後の自己最速を更新した。ブレーブスとの地区シリーズ第2戦に7番手で登板。8回から2イニングを投げ、無安打無失点に抑えた。直球の最速は102・1マイル(約164・3キロ)をマーク。「2番DH」で出場した大谷翔平投手(32)は4打数1安打で、打線は2得点に終わった。シリーズ1勝1敗とされ、第3戦は山本由伸投手(32)と左腕クリス・セール投手(37)のエース対決となる。

   ◇   ◇   ◇

佐々木は腕を振り、声を上げた。9回1死、アルビーズへの5球目。外角低めへ直球は102・1マイル(約164・3キロ)をマークした。球威で圧倒し、ボテボテの一ゴロ。苦しみながらも2イニングを無失点で抑え、「スピード自体は思ったより出ていたので、腕を振り過ぎないようにいつも通りの感覚でいけるように、ズレを修正してやっていきたい」と振り返った。

1-3の8回から7番手で登板した。追加点を取られれば、致命的になる状況だった。四死球が絡んで1死満塁のピンチ。「どんな形でもゼロに抑えたかった。三振か、内野ゴロか、内野フライだったので、最高の結果になった」と、強打者アクーニャをスプリットで遊ゴロ併殺に打ち取った。無失点で切り抜け、気迫を前面に拳を握った。

制球が乱れても、修正できる。中継ぎ登板でも、回またぎができる。先発から配置転換した佐々木に関して、起用の幅が広がっていることはチームにとって大きい。「去年とまた役割もちょっと違うと思うので。今年はどの展開でも(投げる)可能性があると思っているので。そこの準備を、早い回からやっていかないといけない。そこはちょっと大変だなと思いますけど、1カ月なのでやり切りたい」。主にクローザーの役割を任された昨季ポストシーズン(PS)とは違い、あらゆる場面で投入される。この日も仮に延長になれば、「できるところまでいくつもりでは準備しました」と、頼もしく話した。

今季のPS初登板。「アドレナリンが出ている中で、ちょっとしたところの細かい感覚がうまくはまらなかった。丁寧にいきすぎていた部分もあったと思うので、次の回ではなるべく大胆に。スピードも出ていたので、自信を持って投げるようにしました」。経験を重ね、たくましさが確実に増した。投打がかみ合わず、惜敗でシリーズ1勝1敗。リリーフ陣に不安を抱える中で、剛球を連発した佐々木のパフォーマンスが際立った。

▼ドジャース佐々木が、渡米後最速の球速102・1マイル(164・3キロ)をマークした。過去最速は今年7月17日ヤンキース戦でゴールドシュミットに投げた101・8マイル(163・8キロ)で、0・5キロ更新。今回のポストシーズンではミジオロウスキー(ブルワーズ)ミラー(パドレス)エンリケス(ドジャース)に次いで4番目に速い球を投げる投手となった。日本時代の最速は165キロ。

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