
<関西学生野球秋季リーグ:関大7-4近大>◇2日◇第5節1回戦◇ほっともっとフィールド神戸
ドラフト1位候補の関大・米沢友翔投手(4年=金沢)が復調の兆しを見せた。味方の失策も絡み5回0/3を投げ5安打3失点も自責は1点。「真っすぐの質であったり、今秋の中では一番良かった」と振り返った。
今春31年ぶりのリーグ優勝、6月の全日本選手権で日本一の立役者となり、一躍ドラフト1位候補に名乗りを上げた。しかし今季は左人さし指の水ぶくれによるコンディション不良でスタート。ここまでなかなか状態が上がらず、直近2試合は4回3失点、5回2/3を4失点と不安定な投球が続いた。それでもランニング量や投げる量を増やして下半身を作り直し「少しずつ良くなっている」と手応えを感じ始めた。
この日はNPB9球団が視察。巨人岸敬祐スカウトは「この秋、一番良い状態だった。球も強い中スピードも出ていて、ベース板も強かった。うちの杉内(俊哉)コーチみたいな、非常にスピード以上にキレを感じるピッチャー」と評価した。ドラフトは「すごく楽しみ」と話す米沢。ここから右肩上がりで運命の日を迎える。
○…近大のドラフト候補の宮原廉投手(4年=崇徳)は7回11安打5失点と悔しい内容となった。今秋は直近2試合で2完投(完封1)と好調だったが、この日は同点の7回に痛恨の被弾。「インコースに投げ切ったつもりなんですけど、本当に自分の責任」と唇をかんだ。それでも直球の質には「そんなに悪くない」と手応え。まずは3日の2戦目に勝利し、3戦目で「やり返します」と意気込んだ。
