
阪神森下翔太外野手(26)が優勝への思いをたぎらせ、今日3日の広島戦(マツダスタジアム)に臨む。1日の巨人最終戦(甲子園)に引き分け、歓喜のゴールテープは目前。最終盤までライバル巨人の動向を気にしながらの前進となったが、森下は「優勝できればなんでもいいです」とシンプルに突き進む。
打率は2割5分3厘で、月別の本塁打数は最少4本(3月を除く)ともがいた9月も、終わった。9月30日のヤクルト戦(甲子園)で12打席ぶりの安打、4試合ぶりの打点、10試合ぶりの猛打賞をマークし、ようやく一区切り。優勝への最終盤は、走攻守で全力をつくすだけだ。
9月7日に優勝を決めた昨年とは違い、一時は巨人に0・5ゲーム差にまで迫られた。マジック消滅の危機すらあった。そんな中、支えになったのは優勝への渇望。9月30日ヤクルト戦のお立ち台で、森下は「もう死ぬ気で全部勝ちたいです」と本拠地を埋めたファンに思いを伝えた。この心意気が、戦う背中を押す。
今日の相手先発、広島森下には今季、8打数1安打の1割2分5厘で本塁打、打点はゼロと苦戦。それでも、大事なのは過去のデータより、今の集中力だ。難敵を攻略し、ゴールテープを切る。【堀まどか】
