
日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で定例理事会を開き、頭髪が砂についた場合の勝敗に関する相撲規則の一部改定を決めた。技を仕掛けた側の髪が先についても負けとしない例外規定を削除する。この規定が削除されるのは、昭和30年(1955年)の制定以来初めてとなる。
対象は勝負規定の第9条。「頭髪が砂についた時は負けである」に続く「しかし、相手を倒しながら、瞬時早く髪がついた時は負けにならない」とのただし書きを削除する。
広報部長の藤島親方(元大関武双山)は、技を仕掛けている側の判断にあいまいさがあると説明。一方が投げ、もう一方が受け身になっている場合は分かりやすいが、投げの打ち合いでは区別が難しいとした。
審判部からの提案を受け、この日の理事会で決定。「髷(まげ)も体の一部と見て、統一しよう」と、改定の趣旨を説明した。
