
<高校野球秋季大阪大会:履正社5-0東大阪大柏原>◇27日◇5回戦◇GOSANDO南港野球場
履正社が昨夏王者の東大阪大柏原を下し、準々決勝進出を決めた。
上山篤慶投手(2年)が先発し、9回130球4安打9奪三振1死球で完封。「真っすぐが結構良い回転でいっていて、それでスライダーとチェンジアップがいきてきた。テンポよくストライク中心に投げられて試合を作れて良かった」と納得の出来だった。
初回から3者連続奪三振のスタート。その後も、計5イニングで3者凡退に抑え、散発4安打で三塁を踏ませない堂々の投球を披露した。多田晃監督も「立ち上がりが心配でしたけど3三振から始まって。今日はもう本当にエースらしい、一番ベストなピッチングをしてくれた」とたたえた。
上山は今夏甲子園の舞台に立つも、三重との3回戦に先発し1回2/3で5失点(自責1)。悔しさを胸に「甲子園であんな形になったんで、もう一回戻って甲子園でしか返せない」と新チームでの今大会に臨んでいる。理想とするエース像は、エースナンバーを引き継いだ木村颯投手(3年)。「木村さんみたいに大事な場面で抑えるピッチャーになりたい」と間近で見てきた背中を追う。
10月3日の準々決勝は大阪桐蔭と対戦。26日の雨により試合日程が順延となり、連戦の予定が1週間空くことになった。多田監督は「うちからしたら万全な状態でゲーム臨めたらなというのもあるので。今までのピッチャーと比べてやっぱりスピードも(大阪)桐蔭さんの川本くんも150キロ以上の球放ってきますんで。そういったところは1週間もう一度練習し直せる。いい準備して臨みたい」と大阪桐蔭の絶対的エース・川本晴大投手(2年)の対策に時間を費やし、勝ちをつかみにいく。
また、両者は2季ぶりの対戦となる。多田監督が「僕(履正社で)21年目ですけど、(大阪)桐蔭さんと対戦せず1年間終わったのは多分去年が初めて」と話すとおり、06年までさかのぼっても、1シーズンで1度も対戦がなかったのは昨秋~今夏のチームのみ。「久しぶりですね」と楽しみな対戦にもなった。
