
<ヤクルト5-3中日>◇26日◇神宮
ヤクルト山田哲人内野手(34)が9回1死二塁から劇的な代打サヨナラ2ランを放って試合を決めた。
試合終盤に雨脚の強まった神宮球場が揺れた。自身7年ぶりのサヨナラ弾は今季本拠地1号。1ボールから中日の橋本侑樹投手(28)の2球目のスライダーを振り抜き、左翼スタンドへ放り込んだ。「良い角度で上がってくれましたし、自分のスイングができたので、いったと思いました」。大歓声を背にダイヤモンドを1周。両手を上げてホームに入り、水シャワーを浴びた。
お立ち台では「めちゃくちゃうれしいです。ちょっと代打の成績が良くないので打てる気がしなかったですけど、自分の中で切り替えて、開き直って打つことができました」と歓喜に酔いしれた。
今季はけがもあって出遅れ、1軍の試合では代打出場も多かった。久々のサヨナラ弾に「どうやって(ホームに)かえろうかなって思いましたけど、普通に帰ってしまいました」と笑い「けがをしてすごくつらい思い、悔しい思いもしましたし、こうして1軍でプレーできることは感謝の気持ちでいっぱいです」。どんな時も温かい声援を送ったファンにも感謝し「いつもご声援ありがとうございます。1勝でも多く今日みたいなゲームをみなさんに届けられればと思います」と話した。
接戦を制し、前日に浮上した4位を堅守。5位中日との直接対決に2連勝し、ゲーム差を2に広げた。
▼ヤクルト山田が代打でサヨナラ本塁打。山田のサヨナラ本塁打は18年6月28日中日戦、19年9月4日広島戦に次いで3本目。前日まで山田の代打成績は今季10打数1安打、通算では57打数14安打、打率2割4分6厘の本塁打0。通算313本塁打目となったが、代打本塁打は初めてだった。
