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【虎になれ】ブルペン疲労 ハルトに期待だが初の中5日も心配だ


【写真】ヤクルト対阪神 試合前、キャッチボールする阪神高橋遥人(撮影・江口和貴)

<ヤクルト7-9阪神>◇22日◇神宮

何という試合か。しかし、勝てばいいのだ。ここまで来たら結果オーライ。「シーズンにはそういう時期があるんや」。闘将・星野仙一がそう言っていたことを借りて何度も書いているが、この日こそ、そんな結果だったと思う。

巨人が広島に負け、これでマジックは「8」に。一気に2つ減るのは最初に「M23」が点灯し、翌日も巨人を下して「21」とした8月30日以来、23日ぶりだ。

それでも…と思ってしまうのは、なんだか違う数試合を一度に見たような感覚がぬぐえないからだろうか。1回に佐藤輝明の2ランなどで一挙4点を先制。前日のサヨナラ勝利を受け、これはラクに運べるか、と思った。

しかし徐々に反撃され、7回、ついに同点に。何度も敗戦の危機はあったがそこをしのぎ、延長11回、高寺望夢の1発でなんとかヤクルトを下した。球場のサイズから「何が起こるか分からない」などと言われる神宮球場ならではの試合だったかもしれない。

その間に起用した投手は先発・伊藤将司から数えて実に10投手。これはプロ野球最多タイ記録だ。優勝がそこまで来ているチームがこの時期に来て、こんな試合をしなければならないのは、正直、きついと思う。

延長11回でサヨナラ勝ちした21日、甲子園でのDeNAとのデーゲームを終えて東京へ移動。この日はナイターではあったが、またも延長11回だ。しかも投手は前日も8投手でのリレー。まだ暑さが残っているこの時期、連日のブルペン酷使という印象だ。

言うまでもなく、前日はルーカス、この日は伊藤を早々と降板させたためにこうなったのは間違いない。続投しても…という指揮官・藤川球児の判断だろうが、それにしてもきつい2試合である。

「本当に神宮らしいゲームにはなりましたけど。勝負強く、みんな、やってくれましたね」。球児はそう言って選手をたたえた。しかしドリスも緊急降板し、やはり、みな疲れているだろう。若い工藤泰成にしても、それは同じはず。

そして23日はデーゲーム。これもきつい。ここは先発・高橋遥人にスカッと完投してもらって…と思うが高橋も初の中5日だ。球数次第では、また早い継投もあり得るかもしれない。24日は試合がないのでそこが救いか。悲願のリーグ連覇へ向かう道は想像以上に厳しいというのが実感だ。(敬称略)

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