
長いシーズンを見据えての育成がつながった。
阪神は、21日DeNA戦(甲子園)で延長戦の末に今季7度目のサヨナラ勝ちを収め、優勝マジックを10に減らした。この日試合のなかった2位巨人とのゲーム差を0・5に広げた。
2-2の9回に登板したのは、工藤泰成投手(24)。1死から連続三振を奪うと、回またぎで10回もマウンドへ。先頭の牧を空振り三振に斬りガッツポーズを見せると、続く筒香に中前打を許すも、後続を断って仕事を果たした。
8月9日中日戦(京セラドーム大阪)以来、14試合ぶりに2イニングを投球。これで50試合登板も達成した。
この日の2イニング起用に、藤川球児監督(46)はきっぱり話した。
「しっかり、昨年の春季キャンプあたりからやってますので、準備があってのことですから。今に始まったことではなくて、そういうところは、投手野手ともに、事前の準備といいますか、それは選手教育であったり、選手育成の1つでもありますので、ずっととは思いませんけれど、準備がなければ当然できませんので、それも投手コーチ含めてね、球団がしっかり育成すると、こういうふうに選手が、輝いてくれるというところですから。まあ1つ、でも素晴らしかったですね」
これも高いポテンシャルを持つ選手を育てながら、1軍で経験を積ませてきた結果。先を見据えた育成がV争いの戦力につながっている。
