
<中日10-0広島>◇21日◇バンテリンドーム
目を覆いたくなる惨敗だった。広島が今季8度目の2ケタ失点で16度目の零封負けを喫した。マイナス要素ばかりが並ぶ。CS進出は消滅し、3年連続Bクラスが確定。借金も今季ワーストの21に膨らんだ。借金21は10年以来、16年ぶりの屈辱となった。
1カ月ぶりの1軍復帰登板だった斉藤優汰投手(22)は5回5失点(自責4)で今季3敗目を喫した。初回2死から4連打で先制されると、右翼手・末包のファンブルで2点目を失った。2回、4回にも失点を重ねた。6回に登板した2番手赤木も押し出し死球、サノーの2点適時打、暴投などで4点を失った。7回までに0-10とされた。
打線も跳ね返す力はなかった。中日の先発高橋宏に封じ込まれ、救援陣にもひねられた。“最下位争い”をしていた中日は4位に浮上。その背中が遠のいていく。05年以来21年ぶりとなる最下位が、すぐそこに迫ってきた。
バンテリンドームでの今季最終戦だった。試合後、ナインは一列に並んで左翼席のカープファンに向かって一礼。新井貴浩監督(49)は「こういう試合になって申し訳ないです。たくさん声援をいただき、ありがたいです。一つでも多く、いい試合を見せられるように頑張るだけです」と声を振り絞った。
▽広島斉藤優(1カ月ぶりの1軍復帰戦。5回5失点で今季3敗目)「前半、真っすぐでしかカウントが取れなかった。そこかなと思います。これから突き詰めていけたらと思います」
