
ソフトバンク上茶谷大河投手(30)がクライマックスシリーズ(CS)での先発をかけた大一番に臨む。先発予定だった21日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク)が悪天候で中止。22日の西武戦(みずほペイペイドーム)にスライドする。
小久保裕紀監督(54)は「先発でCSで投げられるかのチャレンジ権を得るために投げる」と説明。「西武戦でいい投球をすれば、西武が(ファイナルステージに)上がってきた時の候補の上(位)に上がってくる」とテスト的な意味合いの強い先発と位置づけた。
7月中旬に中継ぎから先発に転向。ここまで8試合に先発して4勝2敗。ここ2試合は6回5失点、4回0/3で4失点と打たれており、信頼回復のためにも大事なマウンドとなる。「ちょっとここ最近は考えすぎたので思考しない努力をしたい。登板中に考えすぎはよくない。直感も大事」とポジティブに徹する。「チェンジアップ、フォークは重点的に投げてきた」と持ち球も修正。西武戦は8月8日に7回無失点と好投するなど今季2勝1敗。キャリアハイの9勝で西武キラーも印象づけたい。
CSの先発はモイネロ、前田悠、松本晴の左腕トリオと、大津、上沢との争いになる。上茶谷は元気よく「頑張ります」と一言を残し、雨の中、バスへと乗り込んだ。【石橋隆雄】
