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【横浜】山根陸の復権がチームを加速「自分のプレーを出すことに集中」今季初ゴール&全方位パス


【写真】横浜山根陸(2026年2月6日撮影)

<明治安田J1:横浜2-0水戸>◇19日◇第8節◇日産ス

横浜F・マリノスMF山根陸(23)が、水戸ホーリーホックを相手に今季初ゴールを決めた。

1-0で迎えた後半38分、DF関富貫太のクロスボールを相手選手がクリア。そのこぼれ球をすぐさま左足で押し込み、勝利を決定付けた。

「貫太がクロスを上げるタイミングでもう走り出していたので、報われたかなと思います。力を抜いて当てるだけかなと思って、うまく当たって良かったです」

得点後はゴール裏のサポーター席近くまで走り、自らのゴールをアピール。

「初めてゴール裏へ走ったので、気持ち良かったです」と笑顔を見せた。

得点だけでなくボランチとして攻守にフル稼働。ボールを全方位へテンポ良く出し攻撃の起点となる一方で、果敢な守備で組織的な守備の駒としても機能した。

「前節(町田戦)は先制して、苦しい時間帯が続いて結局(1-1に)追いつかれたというゲームをしてしまったので、そこの改善点としてしっかりボールを持ちたいというところがあった。そこは自分の価値が問われると思ってて、しっかり出したかった」

今年半期で行われた「百年構想リーグ」では不動のボランチとして、チームの軸となって戦った。しかし、夏からコリカ新監督のもとでチームが再編されると、今季はスタメンでなくベンチメンバーとなった。開幕から5試合は終盤に2試合プレーしただけ。その約1カ月、悔しさを募らせた。

しかし9月6日の柏戦でスタメンの座を手にすると、前節町田戦、今回の水戸戦と2試合連続でフル出場。鹿島から加わったMF知念慶とのダブルボランチは強さを柔軟さを兼ね備えた絶妙なハーモニーとなり、山根が先発した3試合は2勝1分けとチームも上昇機運に乗っている。

「本当に自分を信じ、自分のプレーをしっかり出すっていうところに集中した。まだまだやれることはいっぱいあるし、コンディションも含めてしっかり鍛えていきたい、ピッチでより多くの自分を出したいってところで、徐々に良くなってきているかなと思います」

悔しさをバネにトレーニングに取り組み、その積み重ねが今につながっている。山根の活躍もあり、チームも4勝2分け2敗の勝ち点14で6位まで浮上した。

ここから国際Aマッチウィークが2週間続くため、リーグ戦はいったん中断となる。それでもカップ戦が入ってくることもあり、「休みとするんじゃなくて、しっかり鍛えて、きつい練習でまた強くなっていきたい」と誓う。

日本代表入りで注目されるFW谷村海那が前線に構える中、両サイドから推進力あふれる縦への攻撃がマリノスの魅力。そこの司令塔役となる山根の復権は、チームをさらに加速させそうだ。【佐藤隆志】

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